子供を産めなくなったこと

来週の手術のあと、卵巣と子宮がなくなり、本当に自分の血を分けた子供が産めなくなります。

 

どんな気持ちか。

意外に何にも感じられていません。

もしくは気持ちをそっちに向かせることが怖くて、考えたくないのかもしれません。

わたしの月経周期は28日で、大幅にずれたり、人より痛みがひどいということもなかったように思います。

また子宮は内診の時いつも綺麗と言われていました。

それを本来の目的のために使わず、親からもらったものなのに、取ってしまうというのは、考えると切ないです。

また20cm近くお腹を切ると聞いて、ショックを受けている夫や両親に、ただ申し訳なく思いました。 

 

先日セカンドオピニオンに行き、子宮卵巣残せないか聞きました。

ステージⅡもしくはそれ以上なので、残せないという結論でしたが、卵巣凍結することもできると聞きました。

卵巣を凍結し、将来の技術革新や法令改正の後、卵子を培養し、顕微授精にて受精卵にし、代理母に出産してもらうという方法です。

いまの日本では技術的にも法的にもできないし、がんということもあり、超えなければならないハードルもたくさんありますが、それ以上にわたしはそこまではしないと決めました。

 

そこまでして、自分の血、もしくは夫の血という、血にこだわることに、違和感を感じてしまいました。

自分の気持ちをうまく表現できないのですが、、、なんだか浅ましいと思ってしまいました。

人は生まれではなく、教育により、成長する。

このことを否定するような気がしました。

また子供ができなかった、子供を作らなかった、独身である、という人の人生を否定するような気もしました。

なんでわたしたち夫婦の子供が欲しいか、考えたとき、血は関係ないかな、関係なくはないけど、ここまでしてこだわりたくないと思いました。

もしわたしたちに子供ができたら、与えられた子供のために、未来のために、自分を成長させ、子供を育て、また成長し、楽しい時間を共有する、と考えようと決めました。

 

しかし不妊治療では体外受精もして、血を分けた子供を欲しいと願っていました。

いまも、いまの技術と法律で可能なら自分の子供と会ってみたいです。

なので、不妊治療を頑張っていることを否定はしません。

子宮や卵巣があれば、自分が納得するまで治療をすると思います。

ただ、いまのわたしのような病状で、いまの治療や法律ではできないことをしてまで、血縁に拘るのは違うと感じました。

セカンドオピニオンで、残せる方法として聞いたことで、やっと腹に落ちて諦めがつきました。

ステージⅡだから無理と言われるより、納得できました。

 

たぶんいまはまだ心からではないかもしれません。

強がりと、正しいこと言いたがりのわたしが言っているかもしれません。

でも言うことで、そう思えるなら、いくらでも言おうと思います。

わたしはたくさんの人の価値観を受け入れ、その上で一緒に何かをし、人や社会の役に立てる働きをしていきたいです。

そのためにまずは、いまの自分の仕事に戻りたいと思います。

 

長いブログですが、もし読んでくださった方がいたら、お礼申し上げます。

またもし不快な気持ちになられた方がいたら、お詫び申し上げます。